青葉の笛(読み)あおばのふえ

精選版 日本国語大辞典 「青葉の笛」の意味・読み・例文・類語

あおば‐の‐ふえ あをば‥【青葉の笛】

[一] 平敦盛が秘蔵したと伝えられる笛。弘法大師在唐の頃、青龍寺で造ったところ不思議にも青葉が生え、帰国後、嵯峨天皇に献上したのが、のち平家に伝わり、敦盛のものとなった。神戸須磨寺に伝わるのがそれという。小枝(さえだ)の笛。
[二] 高倉天皇秘蔵の横笛

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「青葉の笛」の解説

青葉の笛

日本ポピュラー音楽。歌は女性歌手、美空ひばり。1955年発売。作詞:西条八十作曲万城目正同年映画笛吹若武者」で使用された。

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