鞍馬天狗(文学)(読み)くらまてんぐ

百科事典マイペディア 「鞍馬天狗(文学)」の意味・わかりやすい解説

鞍馬天狗(文学)【くらまてんぐ】

大仏次郎の連作時代小説。1924年発表の《鬼面老女》から1958年―1959年の《西海道中記》に至る36編で,新撰組相手に,勤王の志士鞍馬天狗(倉田典膳)が神出鬼没活躍をする。大衆読物として人気を集め,映画化もされた。
→関連項目嵐寛寿郎判官物

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