音泣く(読み)ネナク

デジタル大辞泉 「音泣く」の意味・読み・例文・類語

ね‐な・く【音泣く/音鳴く】

[動カ四]声を立てて泣く。また、禽獣などが声をあげて鳴く。
「はるかなる声ばかりしてきりぎりす―・くに秋の夜を明かしつる」〈続後撰・秋中〉

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精選版 日本国語大辞典 「音泣く」の意味・読み・例文・類語

ね‐な・く【音泣・音鳴】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 人が泣く。また、鳥や獣が声を立てて鳴く。
    1. [初出の実例]「時に川上に啼哭(ネナク)声有るを聞く」(出典:日本書紀(720)神代上(兼方本訓))

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