精選版 日本国語大辞典 「響渡」の意味・読み・例文・類語 ひびき‐わた・る【響渡】 〘自ラ五(四)〙① 音が一面に鳴りひびく。音・声が高らかに伝わって聞こえる。よく反響する。※発心集(1216頃か)四「ある谷はざまの松風ひびき渡(ワタリ)て」② 世間に広く名声や評判などが伝わる。広く世間に知れわたる。※春城随筆(1926)〈市島春城〉雅俗相半録「座中の面々は非常な興味を覚え、一時に其の話が芸苑の珍談として響き渡るに至った」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報