頤を利く(読み)オトガイヲキク

デジタル大辞泉 「頤を利く」の意味・読み・例文・類語

おとがい・く

おとがいたた」に同じ。
「まだ―・きをるかと、頰桁ほほげた三つ四つくらはせて」〈浄・大経師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「頤を利く」の意味・読み・例文・類語

おとがい【頤】 を 利(き)

口をきくことをののしっていう。おとがいを叩く。
浄瑠璃大経師昔暦(1715)中「『まだおとがひ聞(キキ)おるか』と頬桁(ほうげた)三つ四つくらはせて」

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