食べ散らかす(読み)タベチラカス

デジタル大辞泉 「食べ散らかす」の意味・読み・例文・類語

たべ‐ちらか・す【食べ散らかす】

[動サ五(四)]食べ散らす」に同じ。食い散らかす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「食べ散らかす」の意味・読み・例文・類語

たべ‐ちらか・す【食散】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. たべちらす(食散)
    1. [初出の実例]「桃子の丹精こめたかつお節と魚のだし汁のかけられた御飯が食べちらかされたまま放置され」(出典:楡家の人びと(1964)〈北杜夫〉二)
  3. ( 比喩的に ) 何人もの異性と関係する。
    1. [初出の実例]「きれいに手を切るといふ器用な機転はなく、たべちらかして歩く」(出典:細君(1889)〈坪内逍遙〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android