デジタル大辞泉
「飢渇」の意味・読み・例文・類語
け‐かつ【▽飢渇】
食べ物や飲み物が欠乏すること。きかつ。けかち。
「二年が間世の中―してあさましき事侍りき」〈方丈記〉
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け‐かつ【飢渇】
〘名〙 飢えとかわき。飢えること。飢饉(ききん)になること。けかち。きかつ。
※
今昔(1120頃か)二「昔、羅閲城
(らえつじゃう)の中に魚を捕る
村有き。世飢渇
(けかつ)せりき」
け‐かち【飢渇】
※日蓮遺文‐上野殿御返事(1274)「今年のけかちに、はじめたる
山中に、木の
もとに、このはうちしきたるやうなるすみか」
※
太平記(14C後)
一二「天下に大旱魃をやりて、
四海の民を
一人も無く飢渇
(ケカチ)に合せんと思ひて」
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普及版 字通
「飢渇」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
飢渇
金井直(かないちょく)の詩集。1956年刊行。1957年、第7回H氏賞受賞。
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