飾炭(読み)かざりずみ

精選版 日本国語大辞典 「飾炭」の意味・読み・例文・類語

かざり‐ずみ【飾炭】

〘名〙
正月門松に炭を結びつけて飾ること。また、その炭。邪悪を避けるために飾るといわれる。飾りの炭。《季・新年》
※俳諧・雑巾(1681)春「角(つの)大師たつや元三かざり炭〈常二〉」
表面灰白色を帯びた枝炭(えだずみ)茶の湯に用いる。白炭(しろずみ)。《季・冬》 〔俳諧・滑稽雑談(1713)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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