餌畚(読み)エフゴ

デジタル大辞泉 「餌畚」の意味・読み・例文・類語

え‐ふご〔ゑ‐〕【餌×畚/餌×籮】

餌袋えぶくろ1」に同じ。
茶器で、1に似た形のもの。

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精選版 日本国語大辞典 「餌畚」の意味・読み・例文・類語

え‐ふごゑ‥【餌畚・餌&JISF790;・餌簣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. えぶくろ(餌袋)
    1. [初出の実例]「鶯は巣を作る事甚だ美しく、〈略〉餌(エ)ふごの形に似たり」(出典仮名草子浮世物語(1665頃)一)
  3. 魚を釣るときに使う餌を入れる竹かご。
    1. [初出の実例]「竿に餌(エ)ふごと取出すほどに」(出典:浮世草子・新竹斎(1687)三)
  4. に似た形の水差し一種。〔茶具備討集(1554)〕

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