馥郁(読み)フクイク

デジタル大辞泉 「馥郁」の意味・読み・例文・類語

ふく‐いく【××郁】

[ト・タル][文][形動タリ]よい香りがただよっているさま。「馥郁たる梅の香」
[類語]匂やか匂いやか匂う薫るくんずる匂わす鼻につくかぐわしいかんばしい芬芬ふんぷん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「馥郁」の意味・読み・例文・類語

ふく‐いく【馥郁】

〘形動タリ〙 香気の盛んにかおるさま。よいかおりのいっぱいに漂っているさま。
異制庭訓往来(14C中)「萃万気之馥郁者。所以旌天地之精」 〔陳樵‐雨香亭詩〕

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普及版 字通 「馥郁」の読み・字形・画数・意味

【馥郁】ふくいく(ゐく)

香気がただようさま。唐・斉己州新秋、病起雑題十五首、庭蓮を見る〕詩 開きし時、馥郁たるを聞き 枕上、正に纏綿(てんめん)たり

字通「馥」の項目を見る

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「馥郁」の解説

ふくいく【馥郁】

福島日本酒蔵元は「松本酒造」。現在は廃業。蔵は双葉郡楢葉町大字前原字浜城にあった。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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