馬場目川(読み)ばばめがわ

日本歴史地名大系 「馬場目川」の解説

馬場目川
ばばめがわ

出羽丘陵山塊の太平たいへい山の北に位置する馬場目岳(一〇三七メートル)に源を発して北流し、五城目ごじようめ杉沢すぎさわで西に転じて、谷口に至る。支流富津内ふつない川(中津又なかつまた川)と合流し、さらに西へ下って八郎潟に入る。全長約四七・五キロ。富津内川は薬師やくし山の山塊を挟んで西流し、支流内川うちかわ川(浅見内あさみない川)と五城目大手おおてで合流する。馬場目川中流域には河岸段丘、谷口から八郎潟川口の下流域にかけては典型的な三角州を形成する。かつて馬場目川を下流域ではおお(大河)と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の馬場目川の言及

【五城目[町]】より

…人口1万3371(1995)。八郎潟の東にあり,馬場目川の流域を占める。町の東部は太平山地で,山林が大部分を占める。…

※「馬場目川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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