騒然(読み)ソウゼン

デジタル大辞泉 「騒然」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぜん〔サウ‐〕【騒然】

[ト・タル][文][形動タリ]ざわざわとさわがしいさま。また、不穏で落ち着かないさま。「場内騒然となる」「物情騒然
[類語]うるさいやかましい騒騒しい騒がしいかまびすしいかしましいにぎやか口うるさい口やかましい小やかましい喧騒喧喧囂囂けんけんごうごうけたたましい

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精選版 日本国語大辞典 「騒然」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぜん サウ‥【騒然】

〘形動タリ〙 がやがやとさわがしいさま。そうぞうしいさま。不穏なさま。
※続日本紀‐養老五年(721)二月甲午「水旱並臻。平民流没、秋稼不登、国家騒然、万姓苦労」
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「国人二派に分れ議論騒然として定まらず」 〔漢書‐厳助伝〕

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普及版 字通 「騒然」の読み・字形・画数・意味

【騒然】そうぜん

騒がしい。

字通「騒」の項目を見る

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