鬼気(読み)キキ

デジタル大辞泉 「鬼気」の意味・読み・例文・類語

き‐き【鬼気】

恐ろしくて不気味な気配・雰囲気。「鬼気迫る光景

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬼気」の意味・読み・例文・類語

き‐き【鬼気】

〘名〙 身のけのよだつような、恐ろしいぶきみな感じ
私聚百因縁集(1257)七「船の中の上下鬼気(キキ)に酔ひて皆魂を失ひ」
百鬼園随筆(1933)〈内田百〉老狐会「シュナウツエを列べた風景は、鬼気人に迫るが如き趣があった」 〔睽車志〕

き‐け【鬼気】

簾中抄(1169‐71頃)下「陰陽師のする祭ども〈略〉土公、鬼気」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鬼気」の読み・字形・画数・意味

【鬼気】きき

ぞっとする。

字通「鬼」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android