鮑魚(読み)ホウギョ

デジタル大辞泉 「鮑魚」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ぎょ〔ハウ‐〕【×鮑魚】

塩漬けにした魚。また、その臭いもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鮑魚」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ぎょハウ‥【鮑魚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鮑」は塩魚、また、くさった魚の意 ) 塩漬にした魚。また、その悪臭を放つもの。
    1. [初出の実例]「忽に方魚と云ふ魚を多く召し集て」(出典:今昔物語集(1120頃か)一〇)
    2. [その他の文献]〔史記‐始皇本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鮑魚」の読み・字形・画数・意味

【鮑魚】ほう(はう)ぎよ

魚のしおづけ。〔史記、秦始皇紀〕始皇、沙丘臺にず。~棺、涼車(をんりやうしや)(冷暖を調節できる車、葬車)中に載す。~に會ひ、上(しやう)のし。乃ち從官に詔し、車に一石の鮑魚を載せて、以て其のを亂さしむ。

字通「鮑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android