普及版 字通 「鮓(漢字)」の読み・字形・画数・意味
鮓
16画
[字訓] すし
[字形] 形声
声符は乍(さ)。〔釈名、釈飲食〕に「鮓は(つけもの)なり。鹽米を以て魚を(かも)して以てと爲し、熟(ねや)して之れをらふなり」(王先謙、証補)とあり、わが国の「鮒ずし」のような製法である。
[訓義]
1. 塩・米などで酵させたさかな。
2. 貯蔵した魚。
3. くらげ。
4. わが国では、すしの意に用いる、鮨。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕酢 須志(すし) 〔名義抄〕酢 スシ・ウヲズシ 〔字鏡集〕鮓 スシヲ・ヲコシ
[熟語]
鮓魚▶・鮓滓▶・鮓▶
[下接語]
魚鮓
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報