鰓骨(読み)エラボネ

デジタル大辞泉 「鰓骨」の意味・読み・例文・類語

えら‐ぼね【×鰓骨】

魚類えら内側にあって、えらを支えている弓状の骨。
あごの骨。えら。
相手の口をののしっていう語。
「や、ちょこざいな、けさい六。―ひっかいてくれべい」〈浄・油地獄

さい‐こつ【×鰓骨】

えらぼね。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鰓骨」の意味・読み・例文・類語

えら‐ぼね【鰓骨】

〘名〙
① 魚類のえらの基部にあり、えらを支えている骨の総称。さいこつ。
② あごの骨。多く、相手の口をののしっていうのに用いる。
浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中「讒訴(ざんそう)したる此えらぼねと、おとがいかけてきりさげ」

さい‐こつ【鰓骨】

〘名〙 =えらぼね(鰓骨)

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