鳥名子(読み)となご

精選版 日本国語大辞典 「鳥名子」の意味・読み・例文・類語

となご【鳥名子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 伊勢神宮に奉仕して駆使などの雑役を勤めた女。
    1. [初出の実例]「従酉尅許、鳥名子等参候」(出典:皇太神宮年中行事(1192)六月)
  3. 伊勢内宮外宮で行なう鳥名子舞。また、それを舞う童男童女
    1. [初出の実例]「鳥名子男女十六人青摺衣裳可着事」(出典:太神宮諸雑事記(11C中か))

とりな‐ご【鳥名子】

  1. 〘 名詞 〙となご(鳥名子)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android