精選版 日本国語大辞典 「鵝ペン」の意味・読み・例文・類語 が‐ペン【鵝ペン】 〘名〙 (ペンはpen) 鵝鳥(がちょう)の羽の軸の先を鋭く削り、そこにインクを含ませて筆記用具として用いるもので、ペン先とペン軸とが一体となったようなもの。一八七〇年ごろ鉄製のペンが発明されるまでは、ペンとはもっぱらこれをいった。※女子参政蜃中楼(1889)〈広津柳浪〉四「墨壺(インキスタンド)には一本の鵞毛筆(ガペン)を危険(あぶなっか)しく斜に挿みつ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報