デジタル大辞泉 「鶯」の意味・読み・例文・類語
うぐいす〔うぐひす〕【×鶯】
2 声の美しい女性をいう語。「
3 「鶯色」「鶯茶」の略。
4 草紙などを
5
6 《中世語》
[補説]作品名別項。→鶯
( 1 )「春告げ鳥」の異名のとおり、春を待って、あるいは春の到来を告げて鳴く鳥と捉えられるのが普通だが、「古今集」には、落花や行く春を惜しんで鳴く晩春の鶯も見られる。春が過ぎても鳴く鶯を「老鶯」といい、夏の季語となる。
( 2 )和歌では、特に早春の花である梅と組み合わせられる例が多く、「梅の枝の鶯」「梅に鶯」という構図は、絵画工芸の題材ともなる。
( 3 )「谷の鶯」は、もと中国の唐代に幽谷を出る鶯が早春詩の題材となっていたものを受容したもの。「谷深み春の光のおそければ雪につつめる鶯の声〈菅原道真〉」〔新古今‐雑上・一四四〇〕のように、世にいれられず沈淪する不遇や籠居の隠喩となり、逆に谷を出る鶯は出世や昇進を意味するようになる。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…聞香炉に埋めた炭団の上に盛り上げた灰を平らにならすための銀のへらで先の方が幅広である。(g)鶯(うぐいす) 長さ4寸5分~5寸。昼と夜で逆に使用するため銀・赤銅半分ずつの細い棒で畳に刺し,出香したあとの香包を順次刺しておく。…
※「鶯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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