(読み)ヒワ

デジタル大辞泉 「鶸」の意味・読み・例文・類語

ひわ〔ひは〕【×鶸】

スズメ目アトリ科に属するカワラヒワマヒワベニヒワベニマシコイスカシメウソなどの総称。ふつうマヒワをさす。 秋》「―の影すぎしと思ふ霧深し/秋桜子
ひわ色のこと。
[補説]書名別項。→

ひわ【鶸】[書名]

三木卓短編小説。昭和47年(1972)発表。昭和48年(1973)、第69回芥川賞受賞。

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精選版 日本国語大辞典 「鶸」の意味・読み・例文・類語

ひわひは【鶸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日本産のアトリ科の鳥のうち、マヒワ、ベニヒワ、カワラヒワの三種の総称。本来はマヒワをさす語であったらしい。ひわどり。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「都鳥。ひわ。ひたき」(出典:枕草子(10C終)四一)
  3. ひわいろ(鶸色)日葡辞書(1603‐04)〕

鶸の補助注記

歴史的かなづかいは「ひわ」とする説もある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鶸」の解説

鶸 (ヒワ)

動物。アトリ科の一部の鳥の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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