鷲像纛幡(読み)ジュゾウトウバン

デジタル大辞泉 「鷲像纛幡」の意味・読み・例文・類語

じゅぞう‐とうばん〔ジユザウタウバン〕【×鷲像××幡】

ワシの像を描いた纛幡平安時代即位式のとき、衛門府軍旗として会昌門外の陣頭に立てた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鷲像纛幡」の意味・読み・例文・類語

じゅぞう‐とうばん ジュザウタウバン【鷲像纛幡】

〘名〙 大儀の際の威儀敷設に用いる儀仗の幡。鷲(わし)の像を描いて竿の先にかけて垂らす幡で、平安時代以後、即位の料として会昌門外の衛門の陣にたてるのを例とした。
延喜式(927)四六「鷲像纛幡一旒」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android