麗沢(読み)レイタク

デジタル大辞泉 「麗沢」の意味・読み・例文・類語

れい‐たく【麗沢】

《「易経卦から。「麗」は連なる意》二つの沢が水脈を通じてうるおし合うこと。友人どうし助け合って勉学に努めること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「麗沢」の意味・読み・例文・類語

れい‐たく【麗沢】

〘名〙 (「麗」は「離」に通じ、ならぶ、つらなるの意。「易経‐兌卦」の「象曰、麗沢兌、君子以朋友講習」による) 二つの沢が水脈を通じて互いにうるおし合っていること。転じて、友人どうし互いに助け合って勉学、修徳につとめること。りたく。
※山陽詩鈔(1833)一・始寓廉塾「南郡青衿新麗沢、西山白雪旧恩輝」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「麗沢」の読み・字形・画数・意味

【麗沢】りたく

友人と相切瑳すること。〔易、兌、象伝〕麗澤は兌(だ)なり(兌は沢、兌は兌上兌下の卦、沢がならぶ)。君子以てす。

字通「麗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android