麻上下(読み)アサガミシモ

デジタル大辞泉 「麻上下」の意味・読み・例文・類語

あさ‐がみしも【麻上下】

麻布で作ったひとえかみしも江戸時代武士の、出仕用の通常礼装

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「麻上下」の意味・読み・例文・類語

あさ‐がみしも【麻上下】

〘名〙 麻布で作ったかみしも。江戸時代の武士、庶民が通常の礼服として用いた。普通は薄鼠色小紋を白く染めだす。麻じょうげ。
浮世草子好色一代男(1682)七「浅黄のあさ上下(カミシモ)茶小紋着物(きるもの)

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