黄化萎縮病

飼料作物病害図鑑 「黄化萎縮病」の解説

黄化萎縮病(トウモロコシ)

感染株が叢生し、奇形となる糸状菌病。上位節での分けつの極端な増加、葉の縮れ、雄穂の奇形・増生、雌穂の葉化など激しい病徴となる。罹病葉は雨が降った後、表面が白い粉を吹いたようになることがあるが、これは病原菌遊走子のうで、これが水中で発芽して遊走子を出し、まん延する。病原菌は寄主範囲が広く、イネ、ムギなど140種以上のイネ科植物に寄生するため、イネ科の雑草感染源になっていると考えられている。

黄化萎縮病(ソルガム・スーダングラス)

植物体全体が萎縮し、異常な形態となる糸状菌病。5〜6月頃、降雨が多く圃場が冠水するような条件で良く発生する。6〜7葉期に発生すると葉は退色して波打ち、上位葉は捻れ・肥厚により巻いたようになり、葉の展開が阻害される。罹病葉の裏面には遊走子のうが白く粉を吹いたように観察される。病原菌は鞭毛菌類で、自由水があると遊走子のうが発芽して遊走子を出し、まん延する。

出典 農研機構 畜産研究部門飼料作物病害図鑑について 情報

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