黄濁(読み)コウダク

デジタル大辞泉 「黄濁」の意味・読み・例文・類語

こう‐だく〔クワウ‐〕【黄濁】

[名](スル)黄色くにごること。

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精選版 日本国語大辞典 「黄濁」の意味・読み・例文・類語

こう‐だくクヮウ‥【黄濁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黄色く濁ること。
    1. [初出の実例]「黄濁(クヮウダク)京師王道微絶之応也〔漢書〕」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔漢書‐五行志下之上〕
  3. 黄色の濁流黄河をいう。〔王安石‐黄河詩〕

おう‐だくワウ‥【黄濁】

  1. 〘 名詞 〙こうだく(黄濁)
    1. [初出の実例]「黄濁(ワウダク)せる今日の隅田川では松の翠も映り栄がしない」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

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普及版 字通 「黄濁」の読み・字形・画数・意味

【黄濁】こうだく

にごる。

字通「黄」の項目を見る

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