黒陶文化(読み)こくとうぶんか

精選版 日本国語大辞典 「黒陶文化」の意味・読み・例文・類語

こくとう‐ぶんか コクタウブンクヮ【黒陶文化】

〘名〙 黒陶に代表される中国新石器時代の文化。山東、河南中心に主として東部地方に分布集落を作り、農耕生活が行なわれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の黒陶文化の言及

【黒陶】より

…狭義には炭素を吸着させた黒色の土器をさし,主として,ろくろによってつくる竜山文化の黒陶をいう。かつて,中原地方の仰韶文化を代表する彩陶に対して,山東地方の竜山文化を代表する黒陶という認識から竜山文化を黒陶文化とよんだこともある。しかし,竜山文化の内容が各地で異なり,必ずしも黒陶が中心にならない地域もあることから現在では黒陶文化とはいわない。…

※「黒陶文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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