黒鴨仕立(読み)くろかもじたて

精選版 日本国語大辞典 「黒鴨仕立」の意味・読み・例文・類語

くろかも‐じたて【黒鴨仕立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 黒鴨のような服装の意 ) 黒、または紺の法被(はっぴ)腹掛股引など、全体に黒ずくめの服装をいう。多く下男や抱え車夫などが用いる。黒鴨出立(くろかもいでたち)
    1. [初出の実例]「御免駕籠をつらせ、くろかもじたての草履取、十壱二の小僧、其ほか手代・番頭」(出典:黄表紙・金々先生栄花夢(1775))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android