G線上のアリア(読み)ジーセンジョウノアリア

デジタル大辞泉 「G線上のアリア」の意味・読み・例文・類語

ジーせんじょうのアリア〔‐センジヤウの‐〕【G線上のアリア】

原題、〈ドイツArie auf G G線は「ゲーせん」とも》バッハ管弦楽組曲第3番の第2曲「アリア」を、アウグスト=ビルヘルミがバイオリン独奏用に編曲した小品原曲のニ長調からハ長調に移調されており、バイオリンのG線(最も低い弦)のみで演奏できる。

ゲーせんじょうのアリア〔‐センジヤウの‐〕【G線上のアリア】

Gジー線上のアリア

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デジタル大辞泉プラス 「G線上のアリア」の解説

G線上のアリア

ドイツの作曲家J・S・バッハの管弦楽組曲第3番の第2曲を、アウグスト・ヴィルヘルミがヴァイオリン独奏用に編曲したもの。原題《Air》。名称ヴィルヘルムが原曲のニ長調をハ長調に移調し、ヴァイオリンのG線(最も低い弦)のみで演奏できるよう編曲したことに由来する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「G線上のアリア」の意味・わかりやすい解説

G線上のアリア
ジーせんじょうのアリア

バイオリン曲。バッハの管弦楽組曲第3番ニ長調の第2楽章アリアを,バイオリン奏者 A.ウィルヘルミ (1845~1908) がバイオリンの最低弦G線だけで演奏できるように編曲した。 1871年出版。

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