JV(読み)ジェーブイ

デジタル大辞泉 「JV」の意味・読み・例文・類語

ジェー‐ブイ【JV】[joint venture]

joint venture》⇒ジョイントベンチャー

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知恵蔵mini 「JV」の解説

JV

大規模な建設工事事業において、複数の企業などが協力して事業を請け負う形態のこと、及びそのような組織のこと。ジョイントベンチャー(joint venture)の略語で、訳語は「共同企業体」。1企業では資金・技術・人材などが十分でない場合に形成され、受注・発注側双方にとってリスクを軽減する効果もある。JVの方式には、特定建設工事共同企業体(特定JV)、経常建設共同企業体(経常JV)、地域維持型建設共同企業体(地域維持型JV)がある。2016年11月8日、JR博多駅前の建設現場で起きた大規模な陥没事故においては、施工する大成建設が代表となっているJVが、損害賠償の支払いを全額負担することになった。

(2017-6-8)

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世界大百科事典(旧版)内のJVの言及

【ジョイント・ベンチャー】より

…大型土木工事などにおいて,1企業では資金力,技術力などの面で受注が困難な場合,複数の企業が協力して工事を請け負う形態のこと。JVと略し,共同企業体と訳す。フランス語のコンソーシアムという言葉も使われる。…

※「JV」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」