デジタル大辞泉 「iPS細胞」の意味・読み・例文・類語
アイピーエス‐さいぼう〔‐サイバウ〕【iPS細胞】
[補説]頭文字の小文字の「i」は、当時流行していた米国アップル社のデジタルオーディオプレーヤー、iPodのように世界中に普及してほしいという山中の願いから付けられた。
人工多能性幹細胞(iPS細胞) 血液や皮膚の細胞に人工的に遺伝子を入れるなどして、さまざまな細胞に変化できる能力を持たせた細胞。けがや病気で失われた組織や臓器の働きを補う再生医療に役立つと期待される。症状を再現した組織をつくって病気の仕組みを研究したり、創薬に生かしたりする取り組みも進んでいる。京都大の
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(2018-8-2)
人工多能性幹細胞ともいう.ES細胞(胚性幹細胞)で強く発現している遺伝子を通常の皮膚や肝臓の細胞に導入して,ES細胞と同じような分化万能性をもたせた細胞.受精卵からつくるES細胞の場合に問題となる倫理的制約がなく,かつ拒絶反応が起こらないことから再生医療の分野で注目されている.難病のしくみ解明や新薬開発への応用でも期待されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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