キャタピラー

デジタル大辞泉

キャタピラー（Caterpillar）

《芋虫の意。「カタピラー」とも》鋼板を帯状につなぎ合わせ、輪にして前後の駆動輪にかけ渡し、回転させて走行する装置。車輪より接地面積が大きく、悪路でも走行できるので、ブルドーザー・トラクター・戦車などに用いられる。無限軌道。履帯。クローラー。商標名。

出典　小学館

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キャタピラー[会社]【キャタピラー】

ブルドーザー，トラクターなど建設機械で世界第１位の米国の会社。旧社名はキャタピラー・トラクター会社Caterpillar Tractor Co.。無限軌道をキャタピラと呼ぶのは同社の名に由来。1925年設立，第２次大戦の戦車など軍需で急成長した。その他ディーゼルエンジン，天然ガスエンジン，発電用タービンも製造。ロシア・中国市場開拓に力を注いでいる。日本の三菱重工業との合弁会社新キャタピラー三菱は2008年キャタピラージャパン株式会社に社名変更した。本社イリノイ州。2010年12月期売上高425億8800万ドル。
→関連項目小松製作所［株］｜戦車｜装甲車

出典　株式会社平凡社

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キャタピラー

2010年公開の日本映画。英題《Caterpillar》。監督：若松孝二、脚本：黒沢久子、出口出。出演：寺島しのぶ、大西信満、吉澤健、粕谷佳五、増田恵美、河原さぶほか。第53回ブルーリボン賞主演女優賞・ベルリン国際映画祭銀熊賞（寺島しのぶ）ほか受賞。

出典　小学館