フェロー

デジタル大辞泉 「フェロー」の意味・読み・例文・類語

フェロー(fellow)

仲間友達同僚
大学の特別研究員。特別研究費を支給される大学院生。特に、イギリスオックスフォードおよびケンブリッジ大学の特待校友。また、学術団体の特別会員英米の大学の評議員理事

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百科事典マイペディア 「フェロー」の意味・わかりやすい解説

フェロー[諸島]【フェロー】

北大西洋スコットランドアイスランドとのほぼ中間,北緯62°にあるデンマーク領の島群。17の有人島と5の無人島からなり,牧羊漁業が行われる。8世紀ノルウェーのバイキング植民,ノルウェー領であったが,1380年からデンマーク領。第2次大戦中(1940年―1945年)はイギリスの保護領。1948年独立運動の結果,自治権獲得。主都はストレメ島のトアスハウン。1399km2。4万8204人(2013)。
→関連項目デンマーク

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェロー」の意味・わかりやすい解説

フェロー
fellow

イギリスではこの呼称は主として次の3つの場合をさす。 (1) 大学の特別研究員 研究費を与えられ,多くは教授講師を兼ねる。 (2) 大学の評議員 卒業生から選ばれる。 (3) 学術団体の特別会員 普通会員とは区別され運営その他にたずさわる会員。

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世界大百科事典(旧版)内のフェローの言及

【カレッジ】より

…ただし,かつてはイートン・カレッジEton Collegeのような中等段階の学校をさす場合もあり,これはフランスのコレージュが16世紀以来中等学校の一種であることに対応する呼名である。各カレッジはその正メンバーであるフェローfellowの団体によって運営され,カレッジの首長の選挙をはじめ,財政的にも学問研究と教育の面でも自律性をもつが,学位を授与する権限はカレッジではなく,その総合的運営をなすユニバーシティにある。伝統的教育内容は聖職者,法律家,医師になるための準備教育としての自由七科,とりわけ古典語を中心にした人文的教養であったが,19世紀以降自然科学,近代外国語,社会科学が徐々に加わり,古典的教養の地位が下がっていく。…

※「フェロー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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