フラッグキャリア(その他表記)flag carrier

翻訳|flag carrier

デジタル大辞泉 「フラッグキャリア」の意味・読み・例文・類語

フラッグ‐キャリア(flag carrier)

一国を代表する航空会社。ナショナルフラッグキャリア
[補説]戦後しばらくの間、国際線を運航する航空会社が一国一社に限定されていたことに由来。現在は自由化が進み、複数の航空会社が国際線を運航しているため、違いは必ずしも明確ではない。日本では、日本航空をさす。米国は、フラッグキャリアだったパンアメリカン航空が倒産したため、現在は存在しない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のフラッグキャリアの言及

【国際航空】より

…航空機の軍事機動力に目をつけた各国政府は民間航空に対しても積極的な保護育成策を採用した。そして第2次大戦までに多くの航空会社は統合されてそれぞれの国のフラッグ・キャリアflag carrier(ナショナル・キャリアともいう)となり,国際線を運航した。すなわち,そのなかにはドイツのルフトハンザ,フランスのエール・フランス,イギリスのインペリアル,オランダのKLM,イタリアのアラリットリアなどがあった。…

※「フラッグキャリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android