共同通信ニュース用語解説 「三井住友海上火災保険」の解説
三井住友海上火災保険
2001年10月に三井海上火災保険と住友海上火災保険が合併して発足した損害保険大手。現在はあいおいニッセイ同和損害保険とともに、MS&ADホールディングス傘下の事業会社。近年はアジア展開に力を入れていた。MS&ADの2015年3月期連結決算は、売上高に当たる正味収入保険料が2兆9407億円、純利益は1362億円。
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2001年10月に三井海上火災保険と住友海上火災保険が合併して発足した損害保険大手。現在はあいおいニッセイ同和損害保険とともに、MS&ADホールディングス傘下の事業会社。近年はアジア展開に力を入れていた。MS&ADの2015年3月期連結決算は、売上高に当たる正味収入保険料が2兆9407億円、純利益は1362億円。
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損害保険会社。2001年(平成13)10月に三井海上火災保険(1918年設立)と住友海上火災保険(1944年設立)が合併して誕生した。
三井海上火災保険は1918年(大正7)三井物産常務小田柿捨次郎(おだがきすてじろう)(1863―1928)を中心に大正海上火災保険として設立され、海上・火災・運送の3種の営業を開始、関東大震災の見舞金支払いで打撃を受けるが、1928年(昭和3)自動車保険および傷害保険、1937年航空保険を開始するなど着実に業務を伸長し、1937年の総収入保険料において業界上位を占める。戦時統制下で1941年新日本火災海上保険、1944年三井火災海上保険を吸収。その後、第二次世界大戦後の打撃から1948年(昭和23)に早くも回復、発展期に入る。1955年自動車保険、自賠責保険、1960年原子力保険、1961年動産総合保険などを発売、昭和40年代には海外に資本進出する。1991年(平成3)社名を三井海上火災保険に変更した。
住友海上火災保険は1944年設立の大阪住友海上火災保険が前身。1954年に住友海上火災保険に社名変更する。翌1955年自動車保険を発売、1961年住宅総合保険、1962年店舗総合保険、1966年地震保険、1969年長期総合保険を発売する。三井海上火災保険に次ぐ業界4位の損害保険会社であった。
2008年4月株式移転により持株会社三井住友海上グループホールディングスを設立、三井住友海上火災保険はその完全子会社となった。さらに三井住友海上グループは2010年にあいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険と経営統合し、MS & ADホールディングス(正称、MS & ADインシュアランスグループホールディングス)となった。三井住友海上火災保険の資本金約1395億円(2016)。従業員数1万4691、正味収入保険料約1兆5071億円(2016)。
[田付茉莉子]
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