三菱UFJフィナンシャル・グループ(読み)みつびしゆーえふじぇーふぃなんしゃるぐるーぷ

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

三菱UFJフィナンシャル・グループ(株)
みつびしゆーえふじぇーふぃなんしゃるぐるーぷ

世界有数の総資産をもつ金融グループ、またその持株会社。2005年(平成17)10月、三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスが合併して誕生した。金融持株会社として、傘下普通銀行信託銀行、証券会社等子会社統括を行う。おもな子会社に三菱UFJ銀行東京三菱銀行UFJ銀行が2006年1月に合併して誕生)、三菱UFJ信託銀行三菱信託銀行UFJ信託銀行の合併により誕生)、三菱UFJ証券(三菱証券とUFJつばさ証券の合併により誕生)がある。資本金2兆1415億円、総資産306兆9374億円(2018年3月末時点、連結ベース)。

[編集部 2018年8月21日]

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改訂新版 世界大百科事典 の解説

三菱UFJフィナンシャルグループ[株] (みつびしユーエフジェーフィナンシャルグループ)

東京三菱銀行(1996年東京銀行三菱銀行が合併して成立),三菱信託銀行,日本信託銀行が2001年4月に三菱東京フィナンシャル・グループを設立して経営統合した。一方三和銀行東海銀行東洋信託銀行は同じ01年4月にUFJホールディングスを設立して経営統合した。05年10月三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスは経営統合した。資本金(2004年)は前者が1兆2581億円,後者が1兆円。経常収益(2004年3月期)は,前者が2兆5552億円,後者が2兆5667億円。東京三菱銀行とUFJ銀行が合併した新しい銀行名は三菱東京UFJ銀行で,06年1月開業。
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百科事典マイペディア の解説

三菱UFJフィナンシャル・グループ【みつびしユーエフジェーフィナンシャルグループ】

2005年10月,三菱東京フィナンシャル・グループUFJホールディングスが経営統合して発足した共同金融持株会社。略称MUFG。三菱東京UFJ銀行[株],三菱UFJ信託銀行[株],三菱UFJ証券[株],三菱UFJ投信[株]などを傘下に収める。総資産190兆円を超える世界最大の金融グループ。関東に強固な基盤を持ち大企業取引に強い三菱東京,中部・関西を地盤とし中小企業・個人顧客に強いUFJとそれぞれの強みを生かし,融資先のバランスが取れた経営を目指す。国内では,三井住友フィナンシャルグループ,みずほフィナンシャルグループと3大メガバンクを形成。本社東京。2009年資本金1兆6208億円,2009年3月期の連結経常利益828億円。
→関連項目東京三菱銀行[株]三菱東京UFJ銀行[株]

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日本の企業がわかる事典2014-2015 の解説

三菱UFJフィナンシャル・グループ

正式社名「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」。英文社名「Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc.」。銀行業。平成13年(2001)「株式会社東京三菱銀行」「三菱信託銀行株式会社」「日本信託銀行株式会社」が経営統合し「株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ」設立。同17年(2005)「株式会社UFJホールディングス」と合併し現在の社名に変更。本社は東京都千代田区丸の内。金融持株会社。傘下に銀行・信託銀行・証券・クレジットカード・リース・消費者金融などの事業会社を置く。東京(第1部)・名古屋(第1部)・ニューヨークの各証券取引所上場。証券コード8306。

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