分水嶺(読み)ブンスイレイ

デジタル大辞泉 「分水嶺」の意味・読み・例文・類語

ぶんすい‐れい【分水×嶺】

分水界になっている山稜さんりょう。分水山脈。
1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事方向性が決まる分かれ目のたとえ。
[類語]尾根山稜稜線鞍部山襞山際山の端

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精選版 日本国語大辞典 「分水嶺」の意味・読み・例文・類語

ぶんすい‐れい【分水嶺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 分水界になっている山の尾根。
    1. [初出の実例]「北分水嶺附近に在りし我一部隊」(出典:風俗画報‐二九二号(1904)第一軍の活動)
  3. 転じて、物事がどうなっていくかが決まる分かれめ。
    1. [初出の実例]「騒擾の分水嶺となるべき工部局の特別納税会議」(出典:上海(1928‐31)〈横光利一〉三八)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「分水嶺」の意味・わかりやすい解説

分水嶺
ぶんすいれい

分水界

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デジタル大辞泉プラス 「分水嶺」の解説

分水嶺

森村誠一の長編サスペンス小説。1968年刊行。

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