北方四島(読み)ホッポウヨントウ

デジタル大辞泉 「北方四島」の意味・読み・例文・類語

ほっぽう‐よんとう〔ホクパウよんタウ〕【北方四島】

ロシア連邦日本との間でその帰属問題となっている、歯舞はぼまい群島色丹しこたん国後くなしり択捉えとろふのこと。→北方領土

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「北方四島」の解説

北方四島

北方領土を構成する択捉島国後島色丹島歯舞群島総称面積は計約5千平方キロで、千葉県や福岡県と同程度の広さ。択捉島が最大で全体の約6割を占める。1945年8~9月に旧ソ連軍が侵攻して占領。現在もロシア実効支配する。56年の日ソ共同宣言には、平和条約締結後に色丹歯舞を引き渡すと明記された。日本は4島全ての返還要求。ロシアは「正当に獲得した領土」などとして応じていない。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android