デジタル大辞泉 「口利き」の意味・読み・例文・類語 くち‐きき【口利き】 1 間に立って紹介や世話をすること。また、その人。「友人の口利きで就職先が決まる」2 交渉や談判などのうまい人。紛争の仲裁などに幅を利かせている人。「近所第一の―にて」〈露伴・いさなとり〉3 弁舌が巧みなこと。また、その人。口巧者くちごうしゃ。「京童きゃうわらはにて―にて候」〈義経記・六〉4 話しぶり。口のきき方。「お戯そばへたる者の―きらきらしく」〈今昔・二七・一三〉[類語]仲介・取り持つ・橋渡し・仲立ち・媒介・取り次ぐ・介する・世話・取り持ち・口入れ・口添え・肝煎きもいり・斡旋あっせん・周旋・紹介・仲買・媒酌・お節介・仲裁・調停・架け橋・渡りを付ける・引き合わせる・中に立つ・間に立つ・取り成す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例