唯一無二(読み)ユイイツムニ

デジタル大辞泉 「唯一無二」の意味・読み・例文・類語

ゆいいつ‐むに【唯一無二】

《「唯一」を強めていう語》ただ一つあって、二つとないこと。「唯一無二の存在」
[類語]絶対至高至上

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唯一無二」の意味・読み・例文・類語

ゆいいつ‐むに【唯一無二】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ただ一つで、二つとないこと。また、そのさま。「唯一」を強めていう語。唯一無双。唯一不二。
    1. [初出の実例]「完璧無垢な、唯一無二の自己主張です」(出典:死霊‐三章(1946‐48)〈埴谷雄高〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「唯一無二」の解説

唯一無二

ただそれ一つだけで、二つとないこと。

[使用例] 当時の桂岳を知る上には、唯一無二と言っていい貴重な資料であった[井上靖*ある偽作家の生涯|1951]

[使用例] 三階切符を買って歌舞伎の芝居をみるのが唯一無二の道楽なので[円地文子*髪|1957]

[解説] 同じような意味合いの語を重ねて強調した表現

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android