唯一無二(読み)ユイイツムニ

デジタル大辞泉 「唯一無二」の意味・読み・例文・類語

ゆいいつ‐むに【唯一無二】

《「唯一」を強めていう語》ただ一つあって、二つとないこと。「唯一無二の存在」
[類語]絶対至高至上

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唯一無二」の意味・読み・例文・類語

ゆいいつ‐むに【唯一無二】

〘名〙 (形動) ただ一つで、二つとないこと。また、そのさま。「唯一」を強めていう語。唯一無双。唯一不二。
死霊三章(1946‐48)〈埴谷雄高〉「完璧無垢な、唯一無二の自己主張です」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「唯一無二」の解説

唯一無二

ただそれ一つだけで、二つとないこと。

[使用例] 当時の桂岳を知る上には、唯一無二と言っていい貴重な資料であった[井上靖*ある偽作家の生涯|1951]

[使用例] 三階切符を買って歌舞伎の芝居をみるのが唯一無二の道楽なので[円地文子*髪|1957]

[解説] 同じような意味合いの語を重ねて強調した表現

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android