営業外収益(読み)エイギョウガイシュウエキ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「営業外収益」の意味・読み・例文・類語

えいぎょうがい‐しゅうえきエイゲフグヮイシウエキ【営業外収益】

  1. 〘 名詞 〙 企業の主要な営業活動以外の源泉から生ずる収益。たとえば受取利益、受取配当金、有価証券売却益など。

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株式公開用語辞典 「営業外収益」の解説

営業外収益

企業の本業以外の活動によって得られる収益のことを意味します。主に財務活動から得ることができるもので、一般に、営業外収益は、預貯金貸付金利子である「受取利息」、株式の配当金などである「受取配当金」 関連会社などに投資して、その会社の当期純利益を、所有している割合だけ得る「持分法による投資利益」があげられます。尚、営業外収益は、損益計算書上において、営業外収益は経常利益区分に表示され、経常利益は営業利益に営業外収益を加えて、営業外費用を差し引いて算出します。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「営業外収益」の意味・わかりやすい解説

営業外収益
えいぎょうがいしゅうえき
non-operating revenue

企業のおもな営業活動以外の活動から生じる収益。受取利息,受取配当金をはじめとする有価証券利息,有価証券売却益,不動産賃貸料,雑収入などである。企業の財務活動による収益が中心となるため金融収益または金融収入と呼ぶ。また金融費用または金融支出と比較したものを金融収支比率,金融収支尻と呼び,低成長下の企業ではこの良否業績に大きな影響を及ぼすことになる。

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