国家戦略特区(読み)コッカセンリャクトック

デジタル大辞泉 「国家戦略特区」の意味・読み・例文・類語

こっかせんりゃく‐とっく〔コクカセンリヤクトクク〕【国家戦略特区】

国家戦略特別区域

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共同通信ニュース用語解説 「国家戦略特区」の解説

国家戦略特区

成長戦略実現に向け、地域を限って農業医療雇用分野などの規制緩和を行う制度。「岩盤規制」を打破し、国内外から投資人材を呼び込む狙いがある。2013年に特区法が成立し、14年に「東京圏」や「関西圏」など6地域でスタートした。岸田政権下では、先端技術を活用した未来都市を目指す「スーパーシティ」なども指定している。

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人事労務用語辞典 「国家戦略特区」の解説

国家戦略特区

「国家戦略特区」とは、第二次安倍政権が進める新しい経済特別区域構想のことで、地域を限定した大胆な規制緩和や税制面の優遇で民間投資を引き出し、“世界で一番ビジネスがしやすい環境”を創出するのが狙いです。2013年6月に特区創設が閣議決定され、12月に成立した国家戦略特別区域法では医療や雇用、農業など計六分野で規制の特例が認められました。いわゆるアベノミクスの“第三の矢”と呼ばれる成長戦略の中核として期待されていますが、一方で、焦点の一つである雇用や働き方に関する規制緩和については批判抵抗が根強く、具体的な施策づくりに向けた議論行方はいまだ不透明な情勢です。
(2014/2/17掲載)

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