年功序列型賃金(読み)ネンコウジョレツガタチンギン

関連語 終身雇用制

共同通信ニュース用語解説 「年功序列型賃金」の解説

年功序列型賃金

企業官公庁年齢や勤続年数を重ねるにつれて賃金が上がっていく仕組み。一つの企業で定年まで勤め上げる終身雇用と並んで、戦後経済発展を支えた日本型雇用慣行の柱となってきた。企業への帰属意識や従業員間の連帯感が強くなるとされる一方若者や子育て世代の賃金が抑制されることや、中高年層で労働生産性が低くても賃金が高くなることに批判もある。

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百科事典マイペディア 「年功序列型賃金」の意味・わかりやすい解説

年功序列型賃金【ねんこうじょれつがたちんぎん】

低い初任給(学歴別)を出発点として,査定を伴う定期昇給制度により勤続年数に応じて基本給が上昇していく賃金体系終身雇用制と対応した日本独特のもので大企業に典型的。労働者の企業への忠誠意識をつちかう手段として活用されたが,技術革新や労働力不足に伴い,年功賃金は職能給化の傾向にある。
→関連項目職務給賃金体系年俸制

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