必至(読み)ヒッシ

デジタル大辞泉 「必至」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「必至」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐し【必至】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 必ずその事が到来すること。必ずそうなること。また、そのさま。必然。〔邇言便蒙抄(1682)〕
    1. [初出の実例]「程なく必至(ヒッシ)困窮なし」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一六)
    2. [その他の文献]〔史記‐孟嘗君伝〕
  3. ひっし(必死)〔新時代用語辞典(1930)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「必至」の読み・字形・画数・意味

【必至】ひつし

かならず~となる。決意する。〔漢書通伝〕猛虎與(いうよ)するは、(ほうたい)(蜂や、さそり)の(かく)(毒)を致すに如(し)かず。孟(まうほん)(古の勇者)の疑(こぎ)するは、子の必至なるに如かず。

字通「必」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の必至の言及

【将棋】より

…詰めろともいう。 必至受け手のない詰めよで,次の手で必ず詰む。 指し切り攻め続けているうち,相手の受けによって後続の攻めの手段がなくなった状態。…

※「必至」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む