江崎グリコ

共同通信ニュース用語解説 「江崎グリコ」の解説

江崎グリコ

1922年創業の菓子メーカー。キャラメルに配合した糖質グリコーゲン」が社名由来。クリームサンドビスケットビスコ」や、チョコレート菓子「ポッキー」などで知られる。国内のほかタイ上海にも生産拠点があり、2012年からベトナムインドネシアでポッキーを本格販売。13年には韓国にもポッキーを製造販売する合弁会社設立した。本社は大阪市。社員はグループで約4900人。13年3月期連結決算の売上高は2930億円、純利益は32億円。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「江崎グリコ」の意味・わかりやすい解説

江崎グリコ
えざきグリコ
Ezaki Glico Co., Ltd.

大手菓子メーカー。1921年グリコーゲンを活用した食品の商品化を目的に合名会社江崎商店として設立。1922年2月11日大阪三越で栄養菓子のキャラメル「グリコ」を発売し,のちにこの日を創立記念日と定めた。1929年株式会社に改組し社名を江崎に変更。1934年グリコ,1943年江崎グリコ,1949年グリコと社名変更したのち,1958年現社名となった。キャラメル「グリコ」,ビスケット,チョコレート,アイスクリームなどのほか,カレー製品などを製造。2015年傘下のグリコ乳業を合併

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「江崎グリコ」の意味・わかりやすい解説

江崎グリコ[株]【えざきグリコ】

菓子・食品会社。1922年江崎利一〔1882-1980〕が江崎合名を設立,グリコーゲンを含んだ栄養菓子グリコを製造販売し,〈一粒三百米突(メートル)〉のキャッチフレーズ景品付き販売で成長。1929年江崎商会,1934年グリコと改称,1958年現社名。現在はチョコレートとアイスクリームが主力,その他インスタントカレーやレトルト食品などを製造。本社大阪。2011年資本金77億円,2011年3月期売上高2840億円。売上構成(%)は,菓子27,冷菓22,食品9,牛乳・乳製品29,畜産加工品11,その他2。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「江崎グリコ」の解説

江崎グリコ

正式社名「江崎グリコ株式会社」。英文社名「EZAKI GLICO CO., LTD.」。食料品製造業。大正10年(1921)前身の「合名会社江崎商店」設立。昭和4年(1929)「株式会社江崎」設立。同33年(1958)現在の社名に変更。本社は大阪市西淀川区歌島。製菓会社大手。チョコレート・冷菓が主体。レトルト・健康食品なども製造。東京証券取引所第1部上場。証券コード2206。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android