準強制性交罪(読み)ジュンキョウセイセイコウザイ

デジタル大辞泉 「準強制性交罪」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐きょうせいせいこうざい〔‐キヤウセイセイカウザイ〕【準強制性交罪】

準強制性交等罪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「準強制性交罪」の解説

準強制性交罪

暴行脅迫を用いた際に適用される強制性交罪とは別に、心神喪失の状態や抵抗が著しく困難な「抗拒不能」の状態に乗じて性交する行為を罰した刑法規定酩酊めいてい睡眠薬を飲ませた場合のほか別人や医療行為と誤認させた場合も対象となる。2017年の刑法改正で準強姦ごうかん罪から名称を変更し、起訴するのに被害者の告訴が必要となる「親告罪」規定を削除した。性交類似行為と男性の被害も処罰対象に含め、法定刑下限が懲役3年から5年に引き上げられた。

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