デジタル大辞泉 「筋道」の意味・読み・例文・類語 すじ‐みち〔すぢ‐〕【筋道】 1 物事がそうなっているわけ。事の条理。道理。「筋道を立てて話す」2 物事を行うときの正しい順序。「筋道を踏んで事を進める」[類語](1)理り・理ことわり・道理・事理・条理・理屈・論理・筋・道筋・つじつま・理路・ロジック・合理・合理的・論理的・理路整然・ロジカル・理詰め・中正・方正・適正・真正・純正・フェア・正しい・正当・至当・正道・本筋・正則・公正・まっとう・まとも・是ぜ・合法・合法的・ノーマル/(2)順序・次第・序次・手順・段取り・段階・手続き・ステップ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「筋道」の意味・読み・例文・類語 すじ‐みちすぢ‥【筋道】 〘 名詞 〙① 事の道理。条理。ことわり。すじ。[初出の実例]「只その心けがれて身おさまらず、立身の欲心をのみ宗として、何のすじ道もなく」(出典:翁問答(1650)下)「一つ屋の五兵衛とて、わかい時は、男をみがき、物の筋道、りくぎをたて、無理をいふ人でもなく」(出典:浄瑠璃・生玉心中(1715か)上)② 事柄の順序。順をおった手続き。[初出の実例]「縁があって此様(こん)なに隠して上たくらゐだから、其筋道をはなしなせへ」(出典:人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)四)③ 物事の正しいあり方。本道。[初出の実例]「又しても又しても此格な事をしたがるは女形の魔道なり。つゐには筋道へゆかぬ役者に成べしとぞ」(出典:役者論語(1776)あやめぐさ) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例