ByrdAmendment

英和 用語・用例辞典の解説

Byrd Amendment

米バード修正法 バード法 米国の反ダンピング(不当廉売)関税分配法 (米政府がダンピング(不当廉売)と認定した輸入製品に対して課す関税の収入を、ダンピング被害を申し立てた企業に救済金として分配することを定めた法律。正式名称はContinued Dumping and Subsidy Offset Actで、2000年10月に成立)

Byrd Amendmentの用例

The Byrd Amendment authorizes Washington to collect antidumping duties from foreign exporters found dumping products at unfairly low prices and to give the collected levies to the corporate victims of the dumping.
バード法により米国政府は、不当に安い値段で商品をダンピングしたことが判明した海外の輸出業者からダンピング税を徴収し、徴収した関税収入をダンピングの被害を受けた企業に分配する権限を与えられている。

The Byrd Amendment requires antidumping and countervailing duties collected by customs authorities to be turned over to U.S. companies claiming damages for what they deem as dumping by overseas manufacturers.
バード法では、税関当局が徴収したダンピング関税と相殺関税は、海外メーカーによるダンピング(不当廉売)と認定されたものに対して損害賠償を請求した米国企業に分配しなければならない。

The Byrd Amendment stipulates that Washington distribute revenues from antidumping tariffs to affected companies.
米国のバード法の規定に基づき、米国政府は反ダンピング関税の収入を被害企業に分配している。

出典 日外アソシエーツ「英和 用語・用例辞典」英和 用語・用例辞典について 情報

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