Tobin tax

英和 用語・用例辞典の解説

Tobin tax

トービン税 トービン・タックス (米国の経済学者でノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・トービンが1972年に提唱。投機目的の短期取引を抑制するため、国際通貨取引に定率の課税をするという税制度。ユーロ圏が導入を目指す金融取引税は、株式や債券、金融派生商品の取引に課税し、金融危機の対応などに充てる財源にしようとするもの)

Tobin taxの用例

A tax on financial transaction commonly known as a “Tobin tax” is pushed hard by Germany and France but strongly opposed by Britain, Sweden and other proponents of free markets.
一般に「トービン税」と呼ばれている金融取引税は、ドイツやフランスなどが強力に推し進めているが、英国やスウェーデンなど自由市場の支持国は強く反対している。

Tobin tax was proposed in 1972 by Nobel Prize-winning U.S. economist James Tobin as a way of reducing financial market volatility.
トービン税は、金融市場の変動性[乱高下]を抑制する手段として、ノーベル経済学賞受賞者の米国の経済学者ジェームズ・トービンが1972年に提唱した。

出典 日外アソシエーツ「英和 用語・用例辞典」英和 用語・用例辞典について 情報

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