negativeinterestrate

英和 用語・用例辞典の解説

negative interest rate

マイナス金利 (民間金融機関と日銀との取引で生じる金利で、マイナス金利だと民間金融機関が日銀の当座預金に一定以上のお金を預ける場合、手数料を支払うことになる。そこで、日銀にお金を預ける代わりに融資に回すようになると、企業や個人はお金を借りやすくなり、経済を活性化させる効果が期待できる。2012年7月、デンマークが自国通貨クローネの高騰を防ぐため、民間銀行が中央銀行に余ったお金を預ける際の金利を、マイナス0.2%に引き下げた例がある。⇒negative deposit rate)

negative interest rateの用例

In the case of a negative interest rate which the ECB has introduced, commercial banks have to pay interest at this rate, which is like a handling fee, to place funds at the central bank.
欧州中央銀行(ECB)が導入したマイナス金利の場合、民間銀行は、手数料のようにマイナス金利の金利を払って、ECBに資金を預けることになる。

In the case of negative real interest rates, savers lose out and borrowers benefit as nominal interest rates are insufficient to compensate for inflation.
実質金利がマイナスの場合は、名目金利で物価上昇分を十分埋め合わせできないため、貯蓄者は損をして借り手が得をする。

出典 日外アソシエーツ「英和 用語・用例辞典」英和 用語・用例辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android