《かもめ》(読み)かもめ

世界大百科事典(旧版)内の《かもめ》の言及

【象徴主義】より

…のちのコポーのビュー・コロンビエ座の運動もマラルメを指標としたし,アルトーさえ,ある意味では象徴派の開いた地平で思考している。チェーホフの《かもめ》でトレプレフがニーナに演じさせる前衛劇はまさに象徴派演劇の集約のような作品だが,《かもめ》におけるのと同様,この演劇は現実における挫折と,それにもかかわらずそれが開いた潜在的地平によって,20世紀演劇を準備したのであった。【渡辺 守章】
[美術]
 西洋美術における象徴的表現は,いつの時代にもありえた。…

※「《かもめ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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